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(内容の更新 2004-10-02)
「4.4 介助を続けている理由」では、ときとして悩み、ときとしてつらいはずの介助をなぜ続けるのかに焦点をあてて、調査報告を解析するなどして考えていきます。
4.4.1 なぜあなたは介助をするのですか
4.4.2 得ているものとは
4.4.3 つらいときもあるけれど
この問題は介助をしているなかで時折疑問になることだと思います。 何年も介助をしている人でも、ふとわからなくなるものです。 おそらく一言でいえる理由はないと思います。 いろいろな要素が重なり合って介助の原動力(または束縛力)になっていると思います。
介助をしているなかでかかえる精神的な悩みやつらさの原因の一つに、その人が介助をする理由があると思います。 介助への考え方次第で解決することもありますし、また無理してでも介助に入らざるを得ない状況があることに気づけば、対策を講じて無理なく介助を続けられるようになるかもしれません。 やめたいのに束縛として介助活動から逃れられなくなっている、などという不健康な状態での介助は、本人にとっても障害者にとってもまわりの人にとっても良くありません。
現在当サイト作成者は、かかわっている学生介助団体の介助状況把握の必要性を強く感じて、アンケートの実施を考えています。 以下にその原稿を掲載してみます。 長いですが興味のある方は参考にしてください。
---- 以下、原稿 ----
現役介助者への状況調査(その1)
介助をしていくなかで、いろいろな悩みやつらさがあると思います。 何人かの介助者の意見や相談を受けることがありますが、一方で誰にでも相談できないでいる人も多いはずです。
そこで、全体としての介助者の状況を知るための調査をしたいと思います。 またさらにこれをきっかけにみなさん自身が自分の介助についてあらためて見直す機会が得られればと思います。
無記名でけっこうですので、みなさんの実際の様子を教えてください。 よろしくおねがいします。
回答は統計的に処理されたあと、運営に生かしていくほか、実態報告として一般公開される場合もあります。
◆所属するものすべてにまるをつけてください。
1.団体名(サイト上では選択肢を省略)
2.学校名(サイト上では選択肢を省略)
3.性別 [ 男 ・ 女 ]
◆記入日 [ 年 月 日]
◆介助を始めて [ 年 か月]
◆合計介助時間の平均 [月 時間くらい]
◆介助に入る理由はいくつかあると思います。 今の自分にあてはまる程度に〇をつけてください。
※選択肢 [かなりあてはまる/あてはまる/ややあてはまる/ほとんどそうではない/まったくそうではない]
障害者の生活や考えを知りたいという好奇心から介助している
障害者のその人の人柄が好きだから介助している
食事をごちそうになれるので介助している
いくらか介助料が支払われるので介助している
介助の技術が将来に役立つと思うので介助している
介助の経験が将来に役立つと思うので介助している
障害者とのかかわりに刺激や学ばされるものがあるので介助している
介助すること自体に刺激や学ばされるものがあるので介助している
この団体に入っているので介助活動にも参加しなければと思い介助している
障害者問題などを解決する身近で具体的な手段として介助している
自分は差別者だというような意識があって引け目を感じて介助している
自分の善意の存在を自分にも周囲にも証明するため介助している
障害者の理解を深めることで差別心がなくなると思うので介助している
やめるとじぶんはやはり差別者だったということになる気がして介助している
やめると自分に負けた気がしてみじめになるので介助している
やめると同じ介助している友人を見捨てることになるので介助している
毎日同じような生活への刺激や気分転換として介助している
今の介助のペースなら自分の生活にも特に支障はないので介助に入っている
自分が介助しなくなれば障害者の生活は厳しくなるから介助に入っている
自分が介助に入らなければほかの介助者に負担がかかるから介助に入っている
介助依頼を断ると無責任だと思われたり非難されたりしそうなので介助に入っている
介助依頼を断るとローテ係に悪いので介助に入っている
スケジュールが空いていると断る言い訳が見つからなくて介助に入っている
◆介助の負担はどの程度ですか。
選択肢 [ かなり無理して入っている / 無理して入っている / 少し無理して入っている / 余裕のあるとき入っている / 余裕があって気が向いたときに入っている / その他( ) ]
◆悩みはありますか。
※選択肢 [かなりあてはまる/あてはまる/ややあてはまる/ほとんどそうではない/まったくそうではない]
障害者と自分との相性が悪い気がする
介助中の責任が精神的に負担になっている
障害者の指示が理不尽でいらいらする
介助に入らなければならないという状況が負担になっている
腰など体に負担がきてつらい
障害者との人間関係に疲れる
緊張気味でいつも障害者に気を遣って疲れる
その他1( )
その他2( )
◆これからどうやって解決していきたいと考えていますか。
1群 選択肢 [ 脱会する / 介助に入るのをやめる / 介助に入る頻度を減らす / 別の障害者の介助に入ってみる / 同じように介助する ]
2群 選択肢 [ 自分で悩みながら解決方法を探っていく / 障害者本人と相談してみる / 先輩に相談してみる / 同級生に相談してみる / 介助をやめる以外に解決方法はないと思う ]
さいごに。 コーディネーターや介助経験が多い先輩に相談するのはかまいません。 自分がどうであるかを話したくなければ、先輩がどうであったか、どう克服したかを聞いてみるのも良いと思います。 みなさんが壁にぶつかりながらも解決していき、無理なく介助を続けていってくれればと願っています。
---- 以上、原稿 ----
※このアンケートに関する注意事項
この質問内容は、対象者の所属するある団体の介助の仕組みを前提に、想定されるものを推測して設定したものです。 このアンケートを別の環境にある対象者に実施する場合は、よりよい調査結果を得るために、その介助状況にあったアンケート内容に修正する必要があると思います。
なお、今回掲載したアンケートで想定した団体の種類は、介助のほかに交流会や障害者問題の学習会を定期的に開く学生団体、特定の障害者の介助のみを主な活動内容としている学生団体、支援費による介助者派遣を目的とした特定非営利活動法人、の複数に渡ります。 いずれもその団体に所属する者のうち、バイトとしてではなくサークルから派出した形で介助をしている学生を対象としています。
このアンケートの目的は、現に介助に入っている人が介助をしている状況を、その理由から見出そうとするものです。 悩みがあるかという設問は、介助の理由と問題点の種類との関連性を見るために補助的に加えたものであり、悩み自体についての具体的な調査を目的とするものではありません。
(未作成です。もうしばらくお待ちください。)
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